下は操作方法を解説したパタピッ
スタイル magazineです。
参考にご覧ください。

へちまカラージャケット
手書きでは最も難しい分類のへちまカラーと二枚袖。
★マークは1つ。 製図初心者でも楽に操作できるでしょう。
パタピッ は数値を入力するだけで、この様な難易度の高い製図も簡単に作成できます。
二枚袖の袖口を折り上げています。
折り上げ部分の製図の引き方を覚えましょう。様々なデザインで応用できます。




(●印は「プロ パタピッ セット」に含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

参考として、Sサイズから3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。
体型補正が必要な場合は、補正機能を活用して着心地良い服を作りましょう。
実行ボタンを押すと下図の製図が現れます。
この後、へちまカラーを載せますので、前身頃のネックラインを消します。(CADの機能で消すことができますが、CADを持たない場合はこの線は印刷時には残ります。 初期バージョンのプチCADの機能で消すことができます。)
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は、基本操作に基づいて入力してください。(マニュアル参照)
このデザインの「後ろ襟幅」は Sサイズで7cm、Mサイズ 9cm、 Lサイズ 9.5cm、 3Lサイズ 10cmを目安に決めましょう。
「ラペル幅」は、 Sサイズで8.5cm、Mサイズ 9cm、 Lサイズ 9.5cm、 3Lサイズ 10cmを目安に決めましょう。
三つの襟が画面にでき上がります。 へちまカラーの場合は、この3つの外周は同じ形状です。
裏襟の縫合線が異なるだけですので、どの襟を選んでも良いでしょう。
身頃に襟を載せると下図左のようになります。(CAD機能「パーツ移植」使用 Ver.2
でサポート)
前中心の裾を丸く描いて完成です。
※ CADを持たないユーザーは、身頃と襟をそれぞれ別々に印刷し、紙の上で貼り合わせて型紙を仕上げてください。
一般的なへちまカラーでしたらこのままで構いません。
写真の襟は、少し形状が異なります。 描いてみました。(中央図) 元の線を消して仕上げると、右図の様になります。
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前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。
下左の製図が自動ででき上がります。
袖口を折り上げています。 この折り上げが不要であれば、このまま印刷して終了です。
折り上げ部分の製図方法は、袖口線を軸に「ミラー複写」します。(下左図 CADで操作した状態を図にしています。)
折り上げ幅、7〜9cm(好みで決めて構いません)を残してその下の線は消します。
「ミラー複写」は、下右図の様に、袖口線を軸に同じ角度になるということです。
紙面でする場合は、袖口線を折って、袖サイドの線を写すと良いでしょう。
袖口の位置(下図参照)が縫い止め位置です。その下がスリットになります。
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このデザインの袖幅は、Sサイズで約34cm、M 37cm、ML 39cm、L 41cm、2L 44cm、3L 46cmの仕上がりが程よいでしょう。
紐を描きます。
4cm幅、ウエスト寸法+90cm
以上で製図はでき上がりです! |