下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


綿入りジャケット 子供サイズ

冬用の防寒ジャケットです。

キッズ 80〜150サイズ

表は暖かめのウール地を使用しました。

裏地の代わりに、柄の服地を使い、袖口を折り返して、裏生地を見せています。
ボアなどを使うと、更に暖かくなるでしょう。

表地と裏地に挟む中綿はいろいろな厚さのものが市販されていますが、子供サイズですので、あまり厚くなく、柔らかいものが良いでしょう。

今回は身頃のみ綿(わた)を入れました。 暖かさを優先するなら袖にも綿を入れて構いません。 子供が活動し易いように、敢えて袖には入れませんでした。

寒い地域では、袖にも綿を入れて、暖かく作ってあげましょう。





印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

今回、「ブラウス用身頃ソフト」を使用しました。 「ジャケット用身頃ソフト」でも勿論作成可能です。 アームホールを大きくするなどでジャケットとして窮屈にならないよう調整すれば「ブラウス用身頃ソフト」も結構応用範囲は広がります。


子供の採寸は結構難しいものです。 よく動き正確に測れません。
標準体型であれば、下表のまま操作しましょう。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

後中心は、「わ」裁ちの直線を使用します。
ネックポイントの下2cmを第一ボタン位置。 サイズにより、又、ボタンの大きさにより、個数や位置が変わります。 着丈が決まりましたら、ボタンを並べて個数、位置を決めましょう。 下製図はサイズ120を想定して4個並べました。 上写真は80サイズ、ボタンは3個並べました。

裏地と表地の間に綿(わた)を挟みますので、見返しは付けません。表地と同じ型紙を使って裏地も中綿も裁断しましょう、

下は、裏地の裏側に中綿を乗せ、肩を縫合、脇を縫合。
袖には綿を入れませんので、袖下を縫って筒状態にし、身頃のアームホールと袖山を縫った状態です。(この形で表地と合わせますので、見返しは省略しました。)


 「中〜太袖用普通袖」使用

前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。

実行ボタンを押すと下の袖製図が画面に現れます。

 

袖口を折り返します。
サイズにより、3〜4cm袖口を延長します。
元の袖口線は折り返し線となります。 直線に変更しましょう。

 

このデザインの袖幅は、80サイズ 32cm、90サイズ 32cm、100サイズ 32.5cm、110サイズ 33cm、120サイズ 34cm、130サイズ 36cm、140サイズ 38cm、150サイズ 40cmが程よいでしょう。

以上で製図はでき上がりです!