下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


ワンピース

一般用とマタニティー、両操作を解説

ルーズフィットの着易いワンピースです。
ローウエストで切り替えます。
マタニティーワンピースとしてもよく見られるデザインです。

一般の製図操作と マタニティーの製図操作の双方を解説します。

ネックと袖口に、共地のループを飾りました。 デザインはシンプルですが、装飾を添える事で引き立ちます。 その作り方も解説します。

伸縮性のあるニット生地を使用しました。

ニットは型崩れが心配です。

布に触れて、伸ばして手を離すと伸びたまま元に戻らない・・・こんなニットは避けた方が良いです。着用中に、肘やヒップ辺りが伸びて型崩れします。

戻りの良いニット地でも、ニットは縫合で伸びますので、肩やネック、アームホール、ウエストの切り替え線などに、伸び止めのテープを貼るなど、型崩れ防止を忘れないように・・・。






(
●印は「プロ パタピッ セット」に含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。
は、ボトムセットには含まれませんが、トップス&ボトムセットには、サービスとして含まれます。)


参考として、S〜3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。

ニット生地は伸び具合によって「ゆとり」は微妙に変わります。
下表は、中程度の伸びを想定した数値です。 良く伸びるニットの場合は、
「ゆとり」を減らし、逆に、あまり伸びないニットの場合は、「ゆとり」を増やしてください。

切り替え線の下のスカートはと組み合わせます。
その為、
「着丈」の入力は不要になります。 でも、数値無しで操作すると製図はでき上がりませんので、何か数値を入れて実行ボタンを押してください。(初期設定の「90」のままで構いません。)

※ マタニティー製図の操作を、表の右に表示しました。
一般用製図と異なる部分は、
「ゆとり」と「身幅調節」「前後丈調節」です。(異なる部分をピンク文字で示しました。)
お腹がまだ目立たない5〜6ヶ月では、一般用の製図操作で構いません。
お腹が大きくなるに従い、操作を変えていきますが、
特に臨月に近付くに従い、バストやウエストが大きく成長していきます。
それを見越して、一般用より多目の
「ゆとり」を入力します。
更に、前身幅を広くします。 その操作は、
「身幅調節」で行います。 そして、「前後丈調節」で前丈が不足する分量を調整します。 下表の数値は8〜9ヶ月の参考数値です。 状況によっては変わりますので、仮縫いをするなどで調整してください。


実行ボタンを押すと下左の製図が画面に現れます。

ウエストダーツを消します。
ウエスト位置の下4〜5cmで切り離します。 水平線を5ミリ程傾斜させたカーブを描きましょう。

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前身頃のネックラインのカーブを修正しましょう。
パタピッ ソフトは、襟を付ける時にほど良いカーブを描きますので、ノーカラーの場合は、この様に時折修正が必要になることがあります。

前身頃のバストダーツを、最近流行のダーツ(ウエスト脇から鋭く斜めに登るダーツ)に展開したいと思います。
方法は、まず、脇のウエスト位置とバストポイントを直線でつなげます。この後ここが切り開かれます。
たたむバストダーツの頂点を同じバストポイントにつなげておきましょう。

※ この斜めダーツは、一つのデザインとして生きます。 ただ、ニットの場合は、ダーツは特に必要としない為、この展開が面倒であれば、先の入力表の「ダーツ有無」に「1」を入力して消しても構いません。 又は、このまま、展開前の脇ダーツのままでも構いません。

バストダーツをたたむと、先に引いた斜めの線が反動で開きます。(CAD操作 「回転」機能)
新たにでき上がったダーツの頂点は、バストポイントから4〜5cm離して書き改めましょう。(下右製図)

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※ CADを持たないユーザーは、印刷後の紙面で上の展開を行っていただきますが、印刷ではスカート部分まで印刷する必要はありませんので、上部の必要な部分のみ印刷してください。


<マタニティー製図>

マタニティーの製図操作をすると、下左図の様な製図ができ上がります。

「ウエスト」や「ヒップ」の数値が大きい為、後身頃も膨らみます。
でも、後身頃のこの膨らみは必要ありません。
前身頃はこの製図を使用し、後身頃は、標準体型の操作(先の表の数値操作)で作りましょう。
「ウエスト」と「ヒップ」のみ、標準に近い数値を入れて、新たに製図します。
標準操作の方が背中がすっきりと見え、形良いマタニティーに仕上がります。

前身頃の展開操作は、上の解説を参考に同様に行ってください。展開後の前身頃は、下右図です。

  → 


スカート単独で使用するソフトですが、ワンピースと組み合わせて便利に使うことができます。

前後身頃の身幅に差がある場合は、その差の半分を「前後差調節」に入力してください。
上の数値は、標準体型で身頃を操作した時の差から割り出しました。 
ギャザーを寄せれば、この僅かな差はあまり問題になりませんので、面倒であれば無視して「0」操作でも構いません。

実行ボタンを押すと下図の様な製図ができ上がります。
ギャザー分量は、身幅プラス7〜9cmにでき上がります。適量です。
修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。

マタニティー用スカートでは、8〜10ヶ月の頃は前丈が不足する場合があります。
その場合は、下図の様に修正します。
まずウエストを水平線に修正し、それでも不足する場合は更に裾を下げます。


前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。

このデザインの袖幅は、Sサイズで約30cm、M 32cm、ML 35cm、L 37cm、2L 39cm、3L 41cmが程よいでしょう。

以上で製図はでき上がりです!


飾りループ

ニット地では、横地に裁断した布で長いループを作ります。 布帛の場合はバイアスに裁断してください。
布の厚みによりループのボリュームも変わりますので、試作をするなどで幅を決めると良いでしょう。

中程度の厚みの生地では、1.5cm幅が適量です。(写真の服のループもこの幅で作りました。)

この後の作業ではループを引っ張ります。その時、縫合したミシン糸が切れてはいけませんので、伸ばしながら縫ってください。

用意する長さは、ネック回りの3〜4倍の長さが必要です。
一枚布でこの長さを裁断できない場合は、縫いつないで構いません。縫合線は、ねじれますので目立ちません。

ループ返し(道具)を使って表に返します。

長いループをくるくるとねじります。

結構しっかりとねじり、半分に折ると、二本がからまって下図の様なループができ上がります。
長いので、一人で作るには手の長さが足りません。片端を柱などに固定してねじるとうまくいくでしょう。

このねじれループを、でき上がったワンピースのネックラインと袖口に付けますが、手縫いで縫い付けます。

写真の服では、ネック周りは二重にしました。