下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


ダッフルコート 

サイズ90〜150

裏ボアの生地で作った暖かいコートです。

ボアの厚みも考慮してゆとり分量を決める必要があります。
入力表を参考に作成しましょう。


● ボア生地やキルト生地の製図操作
● 入門ソフトを使ってコートを製図する方法
● コートの商品価値を高める製図の工夫
● 子供の成長に合わせ 丈が伸びる縫製の工夫
● フードソフトを子供サイズに調整する方法
● ダッフルコートの止め具、子供サイズの工夫

子供服のコートです。 ショート丈です。
●入門ソフトのを使って操作してみましょう。

●子供は一年経つと身長が随分伸びますね。 せっかく作っても一年ぽっきり、、、となってはもったいない。

そこで、来年も着ることができる様、工夫をご紹介します。

身幅は充分なゆとりがありますので大丈夫でしょう。 「丈」が問題ですね。

袖は、裏ボアが見える様に仕立て、折り返し分を伸ばせば袖丈が長くなりますから来年も着ることができます。

着丈は、来年伸ばすであろう分量(4〜5cm)を、裾の折り返しの中に入れて縫いこんでしまいます。 このコートも5cmほど中に納めました。






(
●印は「パタピッ セット」に含まれるソフトです)


子供はよく動く為、採寸が正確にできないものです。 標準体型であれば、下表の身長サイズのまま作成して構わないでしょう。 

コートですが、今回はを使わずを使用する方法を解説します。

●アームホールの調整が必要です。 「AH増減」でアームホールを大きくしましょう。 中に着用する服に対して充分なゆとりが必要です。
コートですので
「Bゆとり」「Hゆとり」は多目の数値で操作しますが、服として見た目の形の良さを演出する為に、前身幅を後身幅より少し狭くする工夫をします。 それにより大きな服を着ている印象を与えない、そして、細く見せるなどの効果があります。 
●「身幅調節」に「−2」と入力しました。 

子供の場合はその気遣いは特に重要ではないかも知れませんが、大人のコートの場合はこの僅かな気遣いが商品価値を高める効果を出します。

この操作が難しいと思われる場合は、を使用しましょう。 コートソフトは、その辺りを自動で行いますので、操作は簡単になるでしょう。

裏にボア生地を使う場合の入力表です。ボアを使わず、普通地で一枚仕立て、又は裏地で仕上げる場合は、「Bゆとり」「Hゆとり」は4〜5cm少な目に操作しましょう。


実行ボタンを押すと、下の製図が画面に現れます。
後中心は「わ」裁ちの直線を使用します。

左肩の覆い布、背中の覆い布のラインを下図の様に引きます。
ポケットも作成しましょう。


 「中〜太袖用普通袖」を使用

前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。

●「袖丈」は折り返し分と中に着用する服の厚み分も含めて長めに操作しています。
実行ボタンを押すと袖製図が画面に現れます。
特に修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。

特に修正する部分はありませんのでこのまま印刷して使用します。

このデザインの袖幅は、90サイズ 33cm、100サイズ 34cm、110サイズ 35cm、120サイズ 37cm、130サイズ 38cm、140サイズ 39cm、150サイズ 40cmが程よいでしょう。


 「ダッフルフード」と「まち」を使用

フードは、身頃ソフトのネックラインと関連があります。
身頃に入力した数値を忠実にフードソフトに入力してください。(詳しくはマニュアルを参照)

「マチ幅」は、5〜7cmの範囲で、「前ネックP移動」には「1」と入力し、フードの前ネック位置を少しだけ上に上げます。

大人のゆとりでソフトは動きますので、子供の頭には幾分大きなフードになります。調整しましょう。
「頭回り」を10%ほど引いて入力することでゆとりを減らすことができます。

<数式 > 頭回り採寸寸法×0.9

ちなみに、子供の標準の頭回りは、90サイズ 50cm、100サイズ 53cm、110サイズ 53cm、120サイズ 55cm、130サイズ 55cm、140サイズ 56cm 150サイズ 56cmが一般的な表示寸法です。 その寸法の9割の数値をフードソフトの「頭回り」に入力して操作しましょう。

中にボアを一面に入れますので「見返し」は不要です。見返し線を消しましょう。

  →  

以上で製図はでき上がりです!


<補足>

ダッフルの止め具は、市販のものでは子供サイズに合わないでしょう。
木の部分は、小さいものが販売されています。
合皮と紐を個別に購入し、合皮を適度な大きさ、好みの形にカットし、紐の長さは、
「前合わせ寸法」とも関係しますので、身頃ができ上がり、止め具をつける段階で紐の長さ等を調整し縫い付けます。


<身頃と袖、フードを同一画面で操作>

古いPCでは複数のパタピッ を立ち上げて同一画面で操作すると フリーズする場合があります。 多くのPCでは、2パタピッ を同時に操作できます。
PCによっては3パタピッ を同時に操作することが可能です。

身頃ソフト、袖ソフト、フード が同時に操作できたら作業の効率は増すでしょう。

例えば、身頃を操作し、アームホールを測り、袖ソフトに入力・・・ 実行後の袖ソフトの各線を計測し、変更したい時には、身頃ソフトに戻り数値変更をして実行をする。

※ 操作画面が重なったりします。 各画面を程よい位置に移動すると良いでしょう。 上のタイトルバー(帯状の部分)をクリックしたまま移動してください。

※ パタピッ 操作の動画解説で、この同時操作を解説しています。 前後幅の異なるコクーンパンツの製図を例に解説しています。 身頃と袖の場合も方法は同じです。 動画なので分かり易いでしょう。 

動画がスタートしますクリックしてご覧ください。