着てみたら、、、 前身幅が足りない、、、
という場合は、サンプル服の脇の縫合線を移動して縫合し直します。つまりサンプル服の仮縫いです。
そこで移動した数値が、補正項目の「身幅調節」に入力する数値です。その移動操作で胸は自然に収まり、着心地の良い服になります。
パタピッ の「身幅調節」にその移動寸法を入力すると、前身頃の脇線が外側に移動します。 身頃のゆとり分量はそのまま保って動きますので、前が移動した分量だけ後ろの脇線が内側に移動します。(左図参照) この逆も可能です。
例えば、猫背体型や、背中に筋肉のある男性の製図では、「身幅調節」にマイナス数値を入力すると、前身幅が狭くなり、後ろ身幅が広くなります。
サンプル服で、体型的な移動寸法が分かれば、他のデザインでも効果的です。 常に着心地の良い服が叶うのです。(この操作は、基本的なデザインの場合に常に有効です。 規定外のデザインの場合は操作が変わることがあります。)
前頁の「前後丈調節」と、このページの「身幅調節」の操作で、バストの大きな人の補正はほとんどが終了しますが、更に立体感を出したい場合は、次のページをご覧ください。
B バストの立体感を出す方法 |
補正のポイント ・・・ バストダーツの幅を広くし、より立体に。 入力項目「フロントバストダーツ調節」を使用
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